アニマルブログ
2011年8月 4日 木曜日
痛くない手術
痛みを最小限に抑えることは、今や人の医療でも動物の医療でも当然のことで、痛みに対するケアは医者の義務であるとも言えます。現在痛みに対する研究が進んで、痛みをしっかりと抑えることは、患者の苦痛やストレスを緩和するだけでなく、術後の回復を早めたり、免疫機能を回復させることが解っています。
動物は痛みを直接訴えることができないので、なおさら獣医師や看護士が常に意識して少しでも痛みを感じさせないケアを行う必要があります。
当院では積極的に痛みに対するケアを意識して、フェンタニルパッチをよく使用していますが、モルヒネの10倍の効力のある麻薬性鎮痛薬です。麻薬と聞くと何か常習性があったり、体に悪いイメージを持たれるかもしれませんが、その心配は全くありません。価格が非常に高いのが唯一の難点です。
術後、痛みの管理が不十分で、傷口を気にしている患者さんを見ると、大いに反省します。
大きな手術の後でも、尻尾を振りながら飼い主さんと面会する患者さんの姿を見ると、ちゃんと痛みの管理ができたとほっとします。
動物は痛みを直接訴えることができないので、なおさら獣医師や看護士が常に意識して少しでも痛みを感じさせないケアを行う必要があります。
当院では積極的に痛みに対するケアを意識して、フェンタニルパッチをよく使用していますが、モルヒネの10倍の効力のある麻薬性鎮痛薬です。麻薬と聞くと何か常習性があったり、体に悪いイメージを持たれるかもしれませんが、その心配は全くありません。価格が非常に高いのが唯一の難点です。
術後、痛みの管理が不十分で、傷口を気にしている患者さんを見ると、大いに反省します。
大きな手術の後でも、尻尾を振りながら飼い主さんと面会する患者さんの姿を見ると、ちゃんと痛みの管理ができたとほっとします。

投稿者 伊東動物愛護病院