アニマルブログ
2011年8月 4日 木曜日
うさぎの去勢手術
うさぎさんの去勢手術です。
通常わんちゃんやねこちゃんは、全身麻酔の時には気管チューブを挿入して、人工呼吸器につないで、呼吸数や心拍数、酸素、二酸化炭素濃度、血圧などをモニターしながら手術を行うので安全、安心です。
うさぎさんは気管チューブを入れることができないので、呼吸数を調節することも、酸素や二酸化炭素濃度をモニターすることもできないので、わんちゃんやねこちゃんよりリスクのある手術となります。
ところが女の子のうさぎさんは子宮や卵巣の病気の発生率が非常に高く、本当はわんちゃんやねこちゃん以上に、健康なうちに不妊手術を行う必要があります。男の子のうさぎさんは、男の子同士で生活すると、なわばり意識からストレスを受けやすく、また女の子と一緒にするとすぐに子供を作ってしまう問題があり、いずれも一緒に放し飼いにすることができません。うさきさんの飼い主さんは、手術のメリット、デメリットを充分に理解した上で、手術を考慮していただきたいと思います。
今回2頭のうさぎさんの手術。
ICUでしっかり保温しつつ、目が覚めるのを待っているところ。
うさぎさんは本当にかわいい、、、。大好きです。


通常わんちゃんやねこちゃんは、全身麻酔の時には気管チューブを挿入して、人工呼吸器につないで、呼吸数や心拍数、酸素、二酸化炭素濃度、血圧などをモニターしながら手術を行うので安全、安心です。
うさぎさんは気管チューブを入れることができないので、呼吸数を調節することも、酸素や二酸化炭素濃度をモニターすることもできないので、わんちゃんやねこちゃんよりリスクのある手術となります。
ところが女の子のうさぎさんは子宮や卵巣の病気の発生率が非常に高く、本当はわんちゃんやねこちゃん以上に、健康なうちに不妊手術を行う必要があります。男の子のうさぎさんは、男の子同士で生活すると、なわばり意識からストレスを受けやすく、また女の子と一緒にするとすぐに子供を作ってしまう問題があり、いずれも一緒に放し飼いにすることができません。うさきさんの飼い主さんは、手術のメリット、デメリットを充分に理解した上で、手術を考慮していただきたいと思います。
今回2頭のうさぎさんの手術。
ICUでしっかり保温しつつ、目が覚めるのを待っているところ。
うさぎさんは本当にかわいい、、、。大好きです。


投稿者 伊東動物愛護病院